口臭対策におすすめの歯磨き粉7選|ドラッグストアなどで買える市販品と選び方
「歯をしっかり磨いているはずなのに、口臭が気になる……」。その悩み、もしかすると歯磨き粉選びで解決できるかもしれません。
市販の歯磨き粉には、殺菌成分や洗浄成分など、口臭の種類によって選ぶべき「正解」があります。
今回は、数ある市販品の中から口臭予防に特化した歯磨き粉の選び方を解説します。さらに、人気メーカーが展開する商品の中から、コスパ・入手しやすさ・実力を兼ね備えたおすすめ商品をリストアップしました。
毎日のブラッシングを「なんとなく」から「確実なケア」へ。今日から実践できる、爽やかな息への最短ルートを公開します。

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●この記事を書いた人●
グリーンハウス株式会社
代表取締役 横尾一浩医師や専門家の方々と口臭について意見を交わし、15年以上に亘り数多くの口臭対策商品をつくってきました。その経験の中で得た口臭に関する幅広い知識を、読者の皆さんのために余すことなくお伝えいたします。
口臭が発生するメカニズム
口臭の主な原因は、口内の細菌がタンパク質(食べカスや粘膜など)を分解する際に発生させる「ガス」です。
本来、口の中は唾液の殺菌作用によって清潔に保たれています。しかし、歯磨き不足やドライマウス(唾液の減少)、虫歯・歯周病などがあると、この自浄作用が追いつかなくなり、ニオイが悪化。臭い口臭を発生させるのです。
口臭の元となる主なガスが、以下の3種類です。
メチルメルカプタン
代表的な口臭原因物質です。口腔内衛生状態の悪化、特に歯周病によって発生します。起床時、空腹時にも強く発生する場合があります。たまねぎが腐ったような臭いが特徴です。
硫化水素
メチルメルカプタンの次に多い口臭原因物質です。磨き残しなどで歯や舌に付着した汚れから発生します。卵が腐ったような臭いが特徴です。
ジメチルサルファイド
食べたものを消化する過程で発生する口臭原因物質です。血液中に溶け込んで全身を巡り、肺から呼気と一緒に外にでます。キャベツが腐ったような臭いが特徴です。
これらの悪臭ガスが混ざり合い、非常に不快な口臭になります。
人間なら誰でも多少の口臭はある
寝起きや空腹時などは、人間なら誰しも「生理的口臭」と呼ばれる口臭が多少発生します。
清潔感やエチケットに対して意識が高まってる昨今は、本当は口臭が発生していないのにもかかわらず、「自分はクサイ」と思い込んでしまう「自臭症」の人が増加傾向にあるといわれています。
オーラルケアを心がけるのはとてもよいことですが、神経質になりすぎないように注意しましょう。
寝起きの口臭がない人が実践している、朝の口臭対策とは? >>詳しく読む
口臭を防ぐための歯磨き粉の選び方
口臭予防で歯磨き粉を選ぶ際に必ずチェックしておきたいのは、次に挙げる3つのポイントです。
Point1 : 口臭に効く薬用成分が入っている
「イソデシルガラクトシド液」「ラウロイルサルコシン」「ナトリウム(LSS)」「塩化セチルビリジニウム(CPC)」「トリクロサン(TC)」「塩酸クロルヘキシジン」「塩化亜鉛」などは、殺菌作用があり、口の中で悪臭ガスを発生させる細菌を効率よく取り除く働きがあります。
Point2 : 歯周病を防ぐ薬用成分が入っている
歯周病は、口臭が発生する原因の一つです。そのため、歯周病を防ぐことが口臭予防につながります。
歯周病を防ぐ成分の代表が、「イソプロピルメチルフェノール(IPMP)」や「塩化セチルビリジニウム(CPC)」「塩酸クロルヘキシジン(CHX)」です。
Point3 : フッ素が入っている
虫歯予防に効く成分として知られるフッ素は、歯を修復して歯の表面のエナメル質を強化してくれます。
フッ素には抗菌作用もあり、口腔内の細菌増殖を予防します。口臭と歯周病の両方が気になる人は、フッ素が配合されている歯磨き粉を選びましょう。
おすすめの口臭対策歯磨き粉
日本の歯磨き粉市場で上位を占めるメーカーの中から、特に「口臭用」として売り出されている歯磨き粉をピックアップして紹介します。
花王 / ピュオーラ 泡ハミガキ
内容量:190ml 販売価格:1,300円前後
◆泡で出てくる歯磨き粉の新体験
ピュオーラ泡ハミガキはペーストやジェルではなく、泡で出てくる新感覚の歯磨き粉。
「これまでの歯磨き粉とは違う、独特な使用感がクセになる」と使い続ける人も多い、人気商品です。
舌の上に泡を直接のせてクチュクチュした後に、ブラッシング。舌の上に密着した泡が舌苔の除去をしてくれるので、舌磨きの習慣がない人にもおすすめです。
塩化セチルピリジニウムが口臭の原因菌を殺菌して口臭を予防してくれます。また、研磨剤不使用のため、電動ブラシでも安心して使えます。
- ◆成分
- ・口臭ケア成分:イソデシルガラクトシド液、塩化セチルピリジニウム(CPC)
- ・その他の成分:グリチルリチン酸ジカリウム
サンスター / サンスター 薬用塩ハミガキ生薬当帰の力
内容量:85g 販売価格:800円前後
◆生薬の力で口臭をともなう歯周病を防ぐ
抗炎症作用を持つ生薬「当帰(とうき)」のエキスを独自配合した、珍しい歯磨き粉です。苦そうに見えるパッケージが印象的ですが、実際は苦味は控えめ。塩を18%配合してるため、塩味の方が強く感じられます。
当帰、塩、塩化セチルピリジニウム、ビタミンEが歯茎の炎症を抑制し、栄養を与えて口臭をともなう歯周病を改善。
一般的な歯みがき粉のような爽快な使用感はありませんが、「一度使ったら他の歯磨き粉に戻れない」という口コミも多い製品です。
- ◆成分
- ・口臭ケア成分: 塩化セチルピリジニウム(CPC)
- ・その他の成分: 当帰、塩、ビタミンE
ライオン / NONIO(ノニオ)
内容量:130g 販売価格:250円前後
◆コスパに優れた口臭用歯磨き粉
口臭科学から生まれた、口臭の悩みを解決するための歯磨き粉です。トリプルアクションで口臭の原因を取り除きます。
- 1. 洗浄成分(炭酸水素Na,ポリリン酸Na)が、口臭の発生原因である"菌のかたまり"を分散。
- 2. 殺菌成分LSS(ラウロイルサルコシンNa)が口臭原因菌を殺菌し口臭の発生を防止。
- 3. ブレスリフレッシュ成分が不快な口臭をリセット。
ステインも落としてくれるので、歯の着色が気になる人にもおすすめです。
天然のミント成分配合で、心安らぐリッチな香りを歯磨きのたびに楽しめます。
- ◆成分
- ・口臭ケア成分: 炭酸水素Na、ポリリン酸Na、ラウロイルサルコシンNa
- ・その他の成分: ポリリン酸Na
アース製薬 / カムテクト 口臭予防薬用ハミガキ
内容量:105g 販売価格:800円前後
◆健康的で口臭のない口内環境を目指す
歯周病予防歯磨き粉として人気が高い、カムテクトシリーズの口臭特化タイプです。
約70%配合されているエクストラファインパウダー(炭酸水素ナトリウム)の作用で、効果的に歯垢を除去します。
また、IPMP(イソプロピルメチルフェノール)による殺菌作用とMAG(グリチルリチン酸モノアンモニウム)による抗炎症作用で、歯肉炎、歯槽膿漏を予防。健康的な歯茎を目指しながら、口臭の対策もできるおすすめの歯磨き粉です。
- ◆成分
- ・口臭ケア成分:グリチルリチン酸モノアンモニウム
- ・その他の成分: イソプロピルメチルフェノール
歯磨きをしても消えない口臭の原因は、体の中に? >>詳しく見る
リベルタ / デンティス チューブタイプ
内容量:90g 販売価格:1,000円前後
◆口の中を潤して口臭を長時間予防する歯磨き粉
日本最大のコスメ・美容の総合サイトである@COSMEで、女性に大人気の歯磨き粉。口臭の原因となる「硫黄化合物」をしっかりマスキングして、口臭を予防します。
口臭が強くなる原因の一つに口の中の乾燥があります。デンティスは9種類の植物エキスによって口内を潤し、口臭を長時間予防します。また、ブラッシング効果と合わせて、汚れやネバつきをしっかり落とします。
口の中の乾燥が気になっている女性の口臭予防におすすめの商品です。
- ◆成分
- ・ミルラ、ラタニア、セージ葉、カミツレ花、ウイキョウ果実、アセンヤクノキ、アニス果実、カンゾウ根、カシス樹皮
佐藤製薬 / アセス
内容量:120g 販売価格:1,000円前後
◆歯周病の症状を抑えて口臭をなくす歯磨き粉
歯茎がぶよぶよしている人は、歯周病になっているかもしれません。歯周病は歯科クリニックでの治療が安心ですが、歯医者に通う時間が確保できない忙しい人は、ひとまず歯磨き粉で対策しましょう。
「アセス」は、3種類の天然ハーブを配合。歯槽膿漏や歯肉炎の原因となる「嫌気性菌」にすぐれた抗菌力を発揮し、歯茎の出血、はれ、口臭などを鎮めます。
- ◆成分
- ・カミツレチンキ、ラタニアチンキ、ミルラチンキ
greenhouse / Mouth PEACE(マウスピース)
内容量:80g 販売価格:1,870円
◆口臭原因菌を直接殺菌し、根本からニオイを防ぐ
Mouth PEACE(マウスピース)は、口臭の主原因である「口腔内細菌」にフォーカスして開発された、口臭専用設計の薬用歯磨き粉です。ジェルタイプのため、有効成分が口内の隅々まで行き届きやすいのが特徴です。
香りでごまかすのではなく、ニオイの発生源そのものを抑える処方を採用。口臭予防に特化した有効成分「イソプロピルメチルフェノール(IPMP)」と「グリチルリチン酸ジカリウム(GK2)」をダブル配合しています。
さらに、悪玉菌に対する有効性が高いことで注目されているギリシャの伝承ハーブ「マスティック樹脂」も香料として配合。加えて、7種類の植物成分が口内の潤いをサポートし、乾燥による口臭も防ぎます。
- ◆成分
- ・口臭ケア成分:イソプロピルメチルフェノール(IPMP)、グリチルリチン酸ジカリウム(GK2)
- ・その他の成分:クマザサエキス、チャエキス、海藻エキス、セージエキス、ドクダミエキス、アロエエキス、セイヨウハッカエキス
口臭の予防にはブラッシング
使いたい歯磨き粉が決まったら、使い方にも注意しましょう。オーラルケアで最も大切なのは、ブラッシングです。歯磨き粉は、あくまでもブラッシングに相乗効果を与えるアイテムです。
ブラッシング効果を高めるためには、1回の歯磨きにつき、歯磨き粉約1グラム(1〜2cm)が最適だと言われています。
すすぎは少なめに
薬用成分を口の中に残すために、すすぎ過ぎに注意しましょう。少量の水(約10ml)を口に含み、ブクブクうがいを30秒程度行って吐き出します。そうすることで隅々まで薬用成分が行き渡ります。すすぎは1回で十分です。
定期的に舌も磨く
舌の奥の中央が薄っすらと白くなっていませんか?それは舌苔(ぜったい)と呼ばれるものです。
舌苔は、食べかすや口の中の粘膜が積もってできたもので、口臭の原因になります。歯磨きのついでに舌も磨くようにしましょう。
ただし、舌の表面はとても傷つきやすいので、舌磨き専用のブラシで力を入れすぎないよう注意して磨いてください。
3カ月に1度はプロのクリーニングを受ける
歯科衛生士や歯医者さんなど歯のプロフェッショナルでも、ホームケアで歯垢を100%落とすことは難しいといわれています。
歯垢は、数日間で歯石になります。歯石は口臭の温床になるため、3カ月に1度は歯科医院で定期メンテナンスを受けるようにしましょう。
まとめ
今回は、口臭予防に効果的な歯磨き粉の選び方について解説しました。
ここで一つ覚えておきたいのが、「成分の多さ=効果の高さ」ではないということです。成分には相性があり、組み合わせによっては互いの効果を打ち消し合ってしまうこともあります。
歯磨き粉選びで大切なのは、口臭の原因にダイレクトに働く成分がしっかり配合されているかを見極めることです。
もし、適切な歯磨き粉を選んでも口臭が改善しない場合は、原因がお口の中ではなく「体の内側」にあるサインかもしれません。
当サイトでは内側からのケアについても詳しく解説していますので、ぜひ併せてチェックしてみてください。
うんちの臭いがする口臭の原因は胃?内臓からくる口臭の治し方とは? >>詳しく読む
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