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にんにく口臭のオススメ匂い消し!翌日に残さないための即効ケア

餃子、ステーキ、ラーメン、パスタ、焼肉などに欠かせない「にんにく」。食材の臭みを消すだけではなく、料理に香りを添え、味の引き立て役になる香味野菜のひとつです。また、滋養強壮など数多くの健康効果があることも知られています。

一方で、どうしても気になるのがにんにくを食べたあとの口臭ではないでしょうか。「選んだメニューに、にんにくが入っていた!この後に大切な用事があるのに!!」なんてこともありますよね。

この記事ではにんにくが口臭や体臭に繋がる理由や、にんにくを食べた後の口臭を消す方法をご紹介します。匂い消し対策を学んで、より積極的ににんにく料理を楽しみましょう。

  • 代表取締役 横尾一浩
  • ●この記事を書いた人●

    グリーンハウス株式会社

    代表取締役 横尾一浩

    医師や専門家の方々と口臭について意見を交わし、15年以上に亘り数多くの口臭対策サプリをつくってきました。その経験の中で得た口臭に関する幅広い知識を、読者の皆さんのために余すことなくお伝えいたします。

  1. 目次

    1. にんにく口臭の正体
    2. にんにくを食べたあと体に与える影響
    3. にんにく口臭を消す方法
    4. 翌日にんにく臭を残さない意外な食品成分
    5. 匂いを翌日に残さないためには
    6. 体内から匂いを消す対策が最善の道
    7. にんにく口臭のケアまとめ

にんにく口臭の正体

にんにく口臭の正体

皮付きの「傷ついていないにんにく」はほとんど臭いがしませんが、切ったり潰したりすると途端に強烈なにんにく臭が手や部屋中に染みついてしまったという経験は誰にでもあるかと思います。

にんにくの細胞質には「アリイン」という成分が含まれており無臭です。しかし、にんにくの組織を破壊すると「アリイナーゼ」という酵素がアリインに作用し、有臭である「アリシン」が発生します。

アリシンは揮発性と共に脂溶性と呼ばれる油に溶けやすい性質を持っています。アリシンは非常に不安定であり、化学反応により脂溶性の化合物であるアリルスルフィド類、ビニルジチン類、アホエン類などに変化します。アリルスルフィド類であるアリルメチルジスルフィド(AMDS)やジアリルジスルフィド(DADS)などがにんにく特有の強烈な臭いの正体です。

にんにくを食べたあと体に与える影響

最大で48時間臭いがつづく

にんにくの匂いは、食べた直後に臭う「直後型」と、体内に吸収された後に臭う「持続型」の2種類があります。

食べた直後は、アリシンが化学反応により酸化しニオイを発生させ、それが口の中に残って強い口臭を引き起こします。また、血液中にアリシンの成分が取り込まれると、肺を通して息からニオイが排出され、翌日も口臭が続いてしまうこともあります。さらに、汗と一緒に排出されることでニンニク体臭にもつながります。

つまり、にんにくを食べた直後だけではなく、体外へ排出されるまで体のあちこちで、にんにく臭の影響を受けてしまうのです。体外に排出されるまでの時間は個人の体質やその時の体調に大きく左右され、にんにくを食べた量によっても変化します。

また、にんにく臭の強いアリルスルフィド類には、食後、数時間で呼気から検出されないものや1日後でも検出されるものとさまざまです。

したがって、にんにくの匂いを即消しするなら自然解消を待つよりも、「効果のある対策」を即時に行った方がいいですよね。そこで次の章では、にんにくの匂い消しに有効な方法をご紹介いたします。

にんにく口臭を消す方法

にんにく口臭を消す方法

では、にんにくが入った料理を食べた時の口臭対策を大きく2つ、ご紹介していきます。具体的には強いニオイの原因となるアリシンを減少させる、もしくはニンニク臭の強いアリルスルフィド類であるアリルメチルジスルフィド(AMDS)やジアリルジスルフィド(DADS)を無臭化する方法が有効であると考えられます。

(1)牛乳、豆乳

にんにく入りの料理を食べる前後に牛乳や豆乳を100~200mL飲むだけでにんにく臭の消臭効果が期待できます。

練りにんにくが添加された溶液の総重量の約10%分の牛乳や豆乳が混ざるだけで、アリルメチルジスルフィド(AMDS)やジアリルジスルフィド(DADS)に対しそれぞれ約80%、約95%という高い消臭率が得られたという研究結果もあり、その有効性を裏付けています。

にんにくに対する消臭効果は、牛乳のカゼインがジスルフィドを集合させるため(疎水結合)と推察されます。また、豆乳でも大豆タンパク質がジスルフィドを集合させるため(疎水結合)と考えられています。

参考文献:山下純隆(2010)「豆乳と牛乳のジスルフィドに対する消臭効果」『福岡県農業総合試験場研究報告』29号,10-12

(2)りんご、りんごジュース

にんにく料理を食べた後の口臭対策としてポピュラーな食材はりんごです。りんごに含まれるポリフェノールがアリシンに関与することでにんにくの匂いを抑えられると考えられています。

ポリフェノールは皮や皮の付近に多く含まれているため、生のりんごを食べる場合は皮ごと食べるのが理想的です。

生のりんごを食べるのが手間という方には、果汁100%のりんごジュースでも同じ効果が得られます。またレモン果汁、ブルーベリー、キウイ、パセリそしてバジル類・ミント類・セージ類もアリシンに対してポリフェノールが関与することで、同様の効果が期待できると考えられています。

(3)お茶

にんにく料理を食べている最中、食後の匂い対策として緑茶、ウーロン茶そしてジャスミンティーに効果が期待できると考えられています。これらに含まれるカテキンには強力な殺菌・消臭効果があるとされ、にんにく臭を軽減してくれます。カテキンの濃度が高いものの方が効果は高いので、パッケージをよく確認してカテキン量が豊富なお茶を選ぶようにしましょう。

(4)コーヒー豆、お味噌汁

炒ったコーヒー豆を5~6粒程度よく噛み、水やお湯で口をしっかりとゆすぎます。コーヒー豆に含まれているフルフリール基やタンニンと呼ばれる物質が、にんにく臭の成分であるアリルメチルジスルフィド(AMDS)やジアリルジスルフィド(DADS)と結びつくことで匂いを抑えると考えられています。またお味噌汁の大豆の中にもフルフリール基を持った成分が入っているため、にんにく特有の匂いにも効果的であると考えられます。

ただ、にんにくの匂い消しにオススメの食品でも、個人差や体調によってにんにく臭を抑え切るのが難しいことがあります。その点、食品だけでのにんにくの匂い消しには効果に限界があることは否めません。ただ今回、にんにくの匂いを消す方法を調査する中で、意外な食品成分に消臭効果と裏付けデータがあることが分かりました。

翌日にんにく臭を残さない意外な食品成分

機能性食品素材の研究開発を行う「株式会社リコム」が1987年にマッシュルーム内に口臭や体臭などの消臭効果があることを発見しました。生のマッシュルームを食べても効果が得られないのですが、特許を取得した特殊な製法でマッシュルームから抽出された“シャンピニオンエキス”になると効果があることが試験結果から示唆されています。

主な口臭成分で、タマゴが腐ったような臭いがする「メチルメルカプタン」を使った実験では、シャンピニオンエキス5、10gでは15分後に、2gでは45分後にメチルメルカプタンが検出されなかったという研究結果もあります。

シャンピニオンエキスは、長い間食経験を重ねたキノコ由来の成分であるため、安全な食品素材であるといえます。この素材を配合したサプリメントはたくさん売られており、高い人気を誇る商品もあるようです。翌日にんにく臭を残さない対策の一つとして、シャンピニオンエキス配合の商品も手元にあると安心かもしれませんね。

匂いを翌日に残さないためには

にんにくを食べた翌日にニオイを残さないためには、食品での口臭対策とは別のアプローチも役に立つことがあります。

匂いを翌日に残さないためには

(1)水分補給

適度な水分補給は口腔乾燥を防ぎ、唾液分泌を促してくれます。また体内をめぐる老廃物をニオイ成分と一緒に排出してくれます。摂取量の目安は、1日1.2リットルといわれており、体調をみて調整を行ってください。食事や生理的欲求時以外に定期的に飲むことがポイントです。水分補給には、水または砂糖や炭酸を含まないスポーツドリンクをおすすめします。

(2)運動・入浴で汗をかく

日頃から運動不足だったり入浴習慣がなかったりする人は汗腺機能が弱まりベタベタした汗をかきやすくなります。ベタベタした汗は蒸発しにくいため、汗をかいた直後に雑菌が繁殖しやすく、にんにく臭がより強くなってしまう可能性があります。大切なのは「良い汗」をきちんとかくことです。汗腺の濾過機能は汗をかくほど高まるので、運動や入浴などで適度に汗かく習慣を身につけておきましょう。

(3)マスクをする

あくまでも応急処置にはなりますが、マスクで物理的に口臭を防いでしまうのも大変有効な手段です。食後すぐから、臭い成分が体内からなくなる目安の48時間後まで、人と接する際にはマスクをしましょう。ただ、マスクで防げるのはあくまで口臭だけです。体臭は汗に混ざって出てくるので、こまめにボディシートでふき取るなど別途対処をしましょう。

食品以外の対策は、翌日以降、呼気や体臭からにんにく臭を出さないための対策になります。しかし、あくまで気休め程度なので、にんにくを食べた時にはその都度、体の中で匂いを消す対策が重要です。

体内から匂いを消す対策が最善の道

にんにく口臭は、「にんにくの匂い」に「もともと自ら発生させていた口臭」が合わさることで強烈なニオイになります。口臭は個人差や体調だけでなく、体内の状態によっても左右されるため、「元々の口の臭いを抑えておくこと」がにんにく口臭対策の秘訣です。

特に翌日までにんにく臭が強く残る場合は、腸内環境に問題がある可能性が考えられます。腸内にビフィズス菌などの善玉菌が少ないと悪玉菌が増え、その結果、腸の中で未消化のタンパク質やアミノ酸が分解されて腐敗産物をつくりだし、肺を通して息からニオイが排出されてしまいます。

その悪循環を断ち切るためには体の中から抜本対策を行う必要があります。腸内環境を良好に保っておくために、日頃から健康食品やサプリメントを飲むのも効果的です。一般の食品では、量的にも経済的にも継続的な効果を期待するのは現実的ではありません。サプリメントであれば、少量で容易に摂取でき、持ち運びも便利という利点があります。品質がしっかりした健康食品やサプリを選んで、にんにくの匂い消しすることも有効な対策として検討してみてはいかがでしょうか。

にんにく口臭を消す方法まとめ

にんにく口臭を消す方法まとめ

にんにくによる口臭・体臭対策を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。ご紹介した食品でにんにく口臭を抑えるだけでなく、日頃から体内のコンディションを保っておくことも非常に大事であることがわかりました。また、お店で頼んだ料理にニンニクが入っていたときなど、慌てなくていいように口臭サプリを携帯しておくと、より安心かもしれませんね。

ぜひ紹介した情報を役立てて、気軽にニンニク料理を楽しんじゃいましょう。

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