赤ちゃんの口臭の原因は?1歳児のお口の臭いを防ぐ対策をご紹介

赤ちゃんが1歳になる頃、抱っこしたときに口が臭いと感じたことはありませんか?

1歳頃から口が臭いのは珍しいことではなく、悩んでいる親御さんはとても多いです。小児の口臭に関するアンケートによると、口臭が気になり始めた時期は、1歳や2歳のときが15.4%と小さい子供に高い傾向があると分かっています。

赤ちゃんの口の臭いがいつもと違うと感じて原因を探ろうと検索ばかりしていると、うっかり病気の可能性がある記事を見つけたりして不安になりますよね。気軽に相談できる人が近くにいない場合や初めて子育てをする場合なら、なおさらです。

この記事では赤ちゃんの口臭が気になり親として何とかしたいと考えている方へ、原因とおすすめの口臭ケアを分かりやすく解説していきます。

赤ちゃんの口臭の原因

1歳児の口が臭い原因

口臭の多くは、口の中に原因があると考えられています。磨き残しがある、舌が汚れている、口の中が乾燥している、または虫歯などの口腔内疾患です。

しかし、基本的に歯がなければ虫歯や口腔内のトラブルは発生しません。歯があっても口の中の虫歯菌や糖質が少ないと虫歯にはなりにくいでしょう。

特に6ヶ月から1歳の赤ちゃんは、虫歯などの口腔内トラブルは起こりにくいといわれています。生まれてからは母乳やミルクを飲み、離乳食になっても最初は流動性の高いものを食べさせるからです。

よだれかけが手放せないほど唾液の量も多く、唾液の自浄作用と殺菌作用で口の中の汚れを洗い流してくれます。口の中に食べカスがほとんど残らず、細菌の増殖も抑えられるため、1歳の赤ちゃんから口臭が発生することは考えにくいのです。

それでも口からドブ臭い・酸っぱいにおい・うんちの臭いがする場合は、赤ちゃんの体の中に口臭の原因が眠っているかもしれません。

赤ちゃんの口臭が変化しやすい離乳食期

赤ちゃんの口臭が変化しやすい離乳食期

赤ちゃんは母乳やミルクをたくさん飲みます。母乳やミルクには乳酸菌のエサである「オリゴ糖」がたくさん含まれているため、乳児期は乳酸菌の割合が急激に増えてくるのです。

母乳やミルクから離乳食へ移行する際、腸内フローラは再び変化します。おかゆやすりつぶした野菜など少しずつ大人と同じ食材を食べ始めるのに合わせて、腸内細菌のバランスも少しずつ変わってくるのです。

離乳食を始めてから、酸っぱいニオイをした赤ちゃんのうんちが、大人に近いうんこ臭いニオイに変化していませんか?

お乳が中心の乳児期は腸内の乳酸菌が多いためうんちやよだれ、口臭もヨーグルトのような酸っぱい臭いがしますが、離乳食が進むにつれて様々な種類の食べ物を口にするようになるため、日和見菌や悪玉菌が増えて臭いが変化してきます。

腸内の悪玉菌の割合が多いと、食べ物を分解する際にインドールやスカトールという悪臭の成分がつくり出されます。この悪臭成分が腸壁から血液中にとり込まれ、肺に辿りつき口を通って出ることでうんちの臭いがする口臭になってしまうのです。

以上のように、母乳やミルクを卒業した赤ちゃんは腸の活動が少しずつ大人と同じような働きを始めるので、腸内環境の悪化が原因の呼気口臭が発生してしまう可能性が高いです。この場合は腸内バランスを整える手助けをすることで、口臭を抑えることができます。

赤ちゃんのうんちのような口臭には、原因に合わせた対策が効果的 >>詳しく読む

赤ちゃんの口臭対策

赤ちゃんの口臭には、それぞれの原因に応じた対策を行いましょう。

赤ちゃんの口臭対策

口の中のケア

口臭の原因の多くは、歯の磨き残しがある、舌が汚れている、口の中が乾燥している、または虫歯などの口腔内疾患です。赤ちゃんは唾液の量も多く歯も少ないため、大人に比べると口の中のトラブルは起こりにくいですが、小さなころからのケアは重要です。

乳歯が生えてくるまでの乳児期は、清潔なガーゼを水に濡らして優しく拭いましょう。口を触られるのに慣れさせることも目的のひとつです。

歯が多く生えてきてからは、口腔ケアを習慣付ける練習として、授乳や離乳食後に時間を決めてケアを行うとよいでしょう。その際は清潔なガーゼや乳歯用歯ブラシで1本ずつ細かく磨くことがポイントです。

歯磨き剤は、ジェル状のハミガキがおすすめ。お口の中がよく見えて、仕上げ磨きのときもすみずみまで磨くことができます。マウスウォッシュは、小さい子供が薬用成分を口の中に満遍なく行き渡らせるのは難しく、誤飲の恐れもあります。子供が大きくなってから使用しましょう。

なお、食後の歯磨きを習慣化させることが大事ですが、自分で磨けるようになるのはまだまだ先のことです。子供が小さいうちは、ママ・パパによる仕上げ磨きを重点的に行って下さい。また、小児歯科クリニックで検診を受けて、口の中の状態を定期的にチェックしましょう。

鼻や喉に原因がある口臭

上気道の粘膜に風邪の原因となるウイルスが付着することで感染する鼻風邪は、副鼻腔の粘膜に炎症が広がることで副鼻腔炎を発症します。副鼻腔炎により鼻の奥にたまった膿や粘り気のある鼻水が悪臭を発生させ、口臭の原因になることがあるので注意が必要です。鼻づまりによる口呼吸も、乾燥により細菌が増えやすくなることで口臭の原因となります。

また、鼻の奥にある咽頭扁桃(アデノイド)というリンパ組織が炎症を繰り返すことで大きく肥大することがあります。これをアデノイド肥大といい、口腔内乾燥が起こり細菌の増殖を起こします。そして細菌が作り出す悪臭成分である揮発性硫黄化合物が、口臭を引き起こすのです。

いずれの場合も、耳鼻咽喉科で速やかに治療を受けましょう。

酸っぱい臭いの口臭

乳児期はミルクの影響で酸っぱい臭いが発生しやすいですが、離乳食から固形食に移行してからも口から酸っぱい臭いがする場合は、胃のトラブルが原因となっている可能性があります。

胃の調子が悪くなると、食べ物が消化されないまま胃の中に停滞してしまい、腸ではなく胃で発酵が起こります。この時発生した発酵臭が血流に乗って肺に送られ、呼吸する時に酸っぱいにおいのする口臭を発生させてしまいます。胃の負担を抑えるために、流動性の高い離乳食から固形の離乳食に移行していくタイミングで、よく噛んで食べるよう促しましょう。しっかり噛むことで唾液の分泌が増えて、栄養素を効率よく吸収することができます。

また、よく噛むことは、脳の血流量を増やして脳細胞の働きを活性化したり顎を発達させたりと子供の発育にとっても非常に重要です。意識して噛む習慣付けを行っていきましょう。

うんちのような臭いやドブ臭い口臭

大人にも発生しやすいうんちのような口臭、ドブ臭い口臭の原因は腸内環境の悪化によるものが考えられます。善玉菌を優勢にして、腸内で悪臭成分を作り出す悪玉菌を抑えることが対策となります。ヨーグルトなどの善玉菌を増やす食べ物を与えるようにして、腸内環境を改善しましょう。

赤ちゃんの口臭ケアにおすすめの食品素材

赤ちゃんの口臭ケアにおすすめの食品素材

母乳やミルクを卒業してから気になりだした赤ちゃんの口臭には、腸内環境を整える対策が有効です。1歳頃の赤ちゃんは、食事の変化により腸内フローラのバランスが非常に崩れやすくなっているため、適切なアプローチが必要となります。

そこでシャンピニオンエキスをご紹介いたします。

シャンピニオンとはマッシュルームの一種で、このマッシュルームから特許製法で抽出された天然消臭成分がシャンピニオンエキスです。介護施設や病院など過酷な臭いに悩む環境で活用され、その効果の高さから一般向けにも活躍の場が広がっています。

シャンピニオンエキスは長い間食経験を重ねたキノコ由来成分で、安全性が証明されている食品のため、1歳の赤ちゃんにも安心して食べさせることができます。

腸内で発生した悪臭成分にシャンピニオンエキスの成分であるアミノ酸やポリフェノール・フラボノイドが複合的に働きかけ、ニオイを抑えることができます。さらに、シャンピニオンエキスは腸内環境を整える機能性素材でもあるので、一石二鳥です。

シャンピニオンエキスは、飲料・お菓子・サプリメントなど様々な商品にも配合されているので、赤ちゃんだけでなく家族でぜひ口臭ケアに活用してみましょう。

赤ちゃんにサプリを飲ませるのは難しい?

赤ちゃんにサプリを飲ませるのは難しい?

サプリメントを粒の状態で飲ませることが難しい場合、スプーンなどでつぶして粉状にして与えても問題はありません。お薬を飲ませる時と同じ要領で子供用のヨーグルトやバニラアイスなどに混ぜれば、腸内バランスをサポートする補助食として無理なく食べさせることができます。

赤ちゃんは食経験が浅いため、少量から始めて様子を見てあげてくださいね。

家族で始めるのもおすすめ。赤ちゃんも安心、安全のシャンピニオンエキス配合サプリで口臭対策 >>詳しく読む

赤ちゃんの口臭Q&A

赤ちゃんの口臭で悩むパパ・ママに向けて、よくある疑問をQ&Aでまとめました。将来的にお子様自身で口臭ケアができるよう、手助けしてあげましょう。

  • 1.1歳頃から子供の口臭がひどいです。原因を教えてください。
  • 口臭の多くは、口の中に原因があると考えられています。しかし、1歳の子供はまだ歯が生えそろっていません。また、唾液も多く、食べカスが口の中に残ることがほとんどないため、一般的には口臭が発生しにくいといわれています。それでも口臭が続く場合は、体の中に原因がある可能性があります。具体的には、母乳やミルクから離乳食に移行した際の腸内環境の変化などが考えられます。
  • 2.赤ちゃんの口臭がうんこくさい場合は、どのような対策が有効ですか?
  • 腸内に悪玉菌が多いと腸の中で腐敗臭が作り出され、うんちが臭くなります。そうすると、体内への取り組み口である腸壁から腐敗臭が血中に取り込まれ、肺を通してうんこくさい口臭になるのです。
    「善玉菌を増やす食品」や「善玉菌のエサとなるオリゴ糖・食物繊維」を毎日の食事に取り入れて、お子様の腸内環境を整えてあげましょう。腸内で発生するニオイを抑えるシャンピニオンエキス入りのサプリメントを一緒に取り入れると効果的です。シャンピニオンエキスはマッシュルームから抽出した食品成分ですので、子供に安心して食べさせることができます。
  • 3.子供にシャンピニオンエキス配合のサプリを飲ませても大丈夫でしょうか?
  • 小さい子供は食経験が浅いため、少量から始めて様子を見てあげてください。シャンピニオンエキス配合のサプリを粒の状態で飲み込めない場合は、スプーンなどでつぶして粉状にして与えても問題はありません。お薬を飲ませる時と同じ要領で子供用のヨーグルトやバニラアイスなどに混ぜれば、腸内バランスをサポートする補助食品として無理なく食べさせることができますよ。

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