更年期女性の口臭はドライマウスが原因?症状と対策法を解説

「最近、口が乾きやすくなった」「以前より口臭が気になる気がする…」。
こうした微妙な変化に気付いたら、それは“更年期のサイン”かもしれません。

更年期は女性ホルモン・エストロゲンの急激な低下によって、体の内側だけでなく、口腔内にもさまざまな影響を及ぼします。そのひとつが「ドライマウス(口腔乾燥症)」です。

更年期女性ではドライマウスの有病率が高く、口臭や口腔内トラブルが生じやすいことが研究でも報告されています(※1)。

本記事では、更年期とドライマウスの関係、口臭の正体や症状の特徴、女性ホルモンとバラの香りの関係、そして今日からできる効果的なケア方法を分かりやすく解説します。

ドライマウスとは?更年期に増える「口の乾き」と口臭の特徴

「ドライマウス」とは、文字通り“口の中が乾いている”状態です。具体的な症状としては以下のようなものが挙げられます。

  • ドライマウスの症状
    (口腔内の乾燥によって起こる主なサイン)
  • ・口の中がザラザラ・ヒリヒリした感じがする
  • ・食べ物や飲み物が飲み込みにくい、舌がまとわりつく感じがある
  • ・会話中に口が渇いて発音がしづらい、唇が乾燥して荒れやすい
  • ・朝起きた時や夜間に特に口の中がネバネバする、口臭が気になる
  • ・虫歯や歯周病など、歯や歯ぐきのトラブルが起こりやすい

実はこの口の中の“カラカラ感”=「ドライマウス(口腔乾燥症)」が、口臭を引き起こす大きな要因となっています。

ドライマウスによる口臭はどんな匂い?

ドライマウスが原因の口臭は、唾液の減少に伴って口腔内の自浄作用が落ち、口内細菌が増殖することで起こります。

ドライマウスによる口臭の主な成分は、硫化水素・メチルメルカプタン・ジメチルサルファイドなどの悪臭ガス(揮発性硫黄化合物)です(※2)。

  • 口臭の主な原因物質
    (不快な臭いを発生させる代表的なガス)
  • ・硫化水素:腐った卵のような臭い、生臭さ
  • ・メチルメルカプタン:野菜くずのような臭い、排泄物臭
  • ・ジメチルサルファイド:ドブ水のような臭い

口臭の原因となる悪臭ガスの成分

これらの臭いはいずれも「すぐ隣にいる人に気づかれるレベル」の強さを持つことがあり、特に更年期のドライマウスでは、これらが複合して不快感が増す可能性があります。

更年期女性はなぜドライマウスに?女性ホルモンと唾液の関係

なぜ、更年期の女性はドライマウスになりやすいのでしょう?
その理由は、女性ホルモンの「エストロゲン(エストロン、エストラジオール、エストリオールの3種類からなる卵胞ホルモン)」が、唾液の分泌量を調節する役割を果たしているからです。

更年期に入ると、このエストロゲンの分泌量が大きく低下します。

その結果、唾液の分泌量が低下し、ドライマウスのリスクが上がるのです(※3)。

女性ホルモンのエストラジオール濃度の推移グラフ

さらに、更年期障害による症状の「ホットフラッシュ・のぼせ・発汗」「睡眠の乱れ」「不安・イライラ」などが自律神経のバランスを崩し、唾液分泌をさらに減少させる要因になります。

唾液が減ると口腔内環境が悪化し、口臭だけでなく、歯や歯ぐきの健康にも影響を与えかねません。

ここまで読んで、自分の口の乾きや口臭が更年期と関係しているか不安になった方もいるでしょう。

まずは、簡単にチェックできるリストで、自分の状態を確認してみましょう。

■ 更年期女性向けドライマウスチェックリスト

以下の項目に当てはまるものにチェックを入れてください。
5項目以上該当すると、ドライマウスの可能性が高いと考えられます。

【口の乾き・違和感】

【口腔トラブル】

【口臭・体臭】

【日常生活の変化】

▶ チェック結果の目安

  • 1〜4個:軽度の口腔乾燥かもしれません。水分補給や噛む習慣を意識しましょう。
  • 5〜7個:ドライマウスの可能性が高めです。舌や唾液腺の運動、生活習慣の見直しをおすすめします。
  • 8個以上:早めに歯科・口腔外科・婦人科で相談すると安心につながります。

※本チェックリストは簡易セルフチェック(目安)です。
確定診断には、医師の診察や唾液分泌量測定などが必要です。

更年期のドライマウスセルフチェック

更年期のドライマウス対策4選|口臭改善と口内ケアの具体策

ドライマウスを改善して口臭を和らげるために、すぐに実践できる対策法を紹介します。

① 噛む回数を増やす

しっかり噛むことで唾液腺が刺激され、唾液の分泌が促されます。
ガム(キシリトール配合がおすすめ)やおしゃぶり昆布など“噛む楽しみ”のあるおやつを取り入れて、口を潤す習慣を作りましょう。

② 水分をこまめに補給する

口が渇きやすいと感じたら、まずはこまめな水分補給を。
特に、起床時・寝る前・食後には200〜300 mlの水を飲むと、口腔内の乾燥を和らげる助けになります。

③ 唾液分泌を促すエクササイズ

「ベロ回し運動」など、舌・口周りの筋肉を動かすことで唾液の流れを改善できます。

  • ・舌を歯茎に沿って大きく円を描く
  • ・1セット20回を右・左それぞれ行う
  • ・1日3セットを目安に、できれば毎日習慣化
  • ※顎関節症の方は無理せず行ってください。

④ 医師に相談する:女性ホルモン補充療法(HRT)も選択肢に

ドライマウスの症状が強く、日常会話・食事・睡眠ともに影響が出ている場合は、婦人科医・口腔外科医・歯科医師に相談するのも、選択肢の一つです。
閉経後の女性を対象にした研究では、ホルモン補充療法を受けた群で口腔乾燥感が軽減されたという報告もあります(※4)。

更年期のドライマウス対策4選|口臭改善と口内ケアの具体策

バラの香りで更年期の口臭・体臭をケア|女性ホルモンとの関係

バラの香り(ローズ・オットー精油など)は、嗅覚を通じて脳の大脳辺縁系や視床下部に刺激を与える可能性が示されています。

これらの脳の部分は、女性ホルモンの分泌を調整する働きがあり、香りを嗅ぐことでエストロゲンの分泌をサポートすることが期待されます。

ある研究では、ローズ・オットーの香りを嗅ぐことで、女性の唾液中エストロゲン(エストラジオール)の濃度が上昇したとことが報告されました(※5)。

このことは、香りがホルモン分泌に影響を与える可能性を示す証拠といえるでしょう。

バラの香りと女性ホルモンの関係

更年期の女性ではエストロゲンが急激に減少するため、唾液の分泌が減り、ドライマウスや口臭、体臭が悪化しやすくなります。

バラの香りを取り入れることで、嗅覚から脳に刺激が届き、ホルモンバランスをサポートできる可能性があります。

さらに、バラの香りにはリラックス効果もあり、ストレスによる自律神経の乱れを和らげ、唾液分泌や血流の改善にもつながるでしょう。

このように、バラの香りは更年期特有の口腔トラブルや体臭の改善に、内側からサポートできる手段として活用できます。

ローズオイルサプリで“口臭+体臭”のダブル対策

バラの香りの効果を日常的に取り入れる方法として、ローズオイルを配合したニオイ対策サプリがあります。

ローズオイル配合のサプリによる匂い対策なら、ほんのりと自然に香るため、オフィスや公共の場でも使いやすいのが魅力です。

バラの香りのサプリメントで口臭・体臭対策

また、ドライマウスによる口臭だけでなく、更年期に強くなりがちな体臭(加齢臭)にもアプローチできるため、口臭+体臭のダブルケアが可能です。

唾液分泌ケア(噛む・水分補給・舌の運動)とサプリを組み合わせることで、更年期のドライマウスや口臭・体臭の悩みに、より効果的な“内側からの対策”が実現できます。

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まとめ|更年期のドライマウスと口臭は早めの対策が大切

更年期のドライマウス(口腔乾燥症)は、口臭や口内トラブルを引き起こす見過ごせない症状です。

ホルモンバランスの変化で唾液分泌が低下すると、口の中が乾燥し、会話や食事に不安を感じることもあるでしょう。

しかし、ドライマウスに対処する方法は決して難しいものではありません。
日常でできる小さな工夫(よく噛む、水を飲む、舌を動かすなど)の実践や、医師に相談して適切な治療を受けることで症状の緩和が期待できます。

さらに、バラの香りのサプリを取り入れれば、口臭・体臭のダブルケアが可能です。
内側から整えることで、自信ある口元と印象づくりに役立つでしょう。

更年期は自身の体と向き合う大切な時期です。小さなサインも見逃さず、今日からできることを始めてみませんか?

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【参考資料・出典】

※1,3,4:Wang L, Zhu L, Yao Y, Ren Y, Zhang H. Role of hormone replacement therapy in relieving oral dryness symptoms in postmenopausal women: a case control study. BMC Oral Health. 2021 Dec 3;21(1):615.

※2:森田学「口臭測定機器の現状と課題」日本歯科理工学会誌 44巻1号(2025):13-16.

※5:Shinohara K, Doi H, Kumagai C, Sawano E, Tarumi W. Effects of essential oil exposure on salivary estrogen concentration in perimenopausal women. Neuro Endocrinol Lett. 2017 Jan;37(8):567-572.

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