加齢臭が自分でわかる!臭いを確認するチェック方法を公開

寝室や脱いだ衣類の臭いに違和感をおぼえたことはありませんか?

30代をすぎると自然と気になりはじめる加齢臭。加齢臭の原因であるノネナールは30代後半から徐々に増えて、40代になると急激に増加します。女性も40代になると女性ホルモンの減少とともに皮脂量が増加するため加齢臭が強くなります。

今回は、自分では気づきにくい加齢臭を自分で確かめるセルフチェック方法と、加齢臭を防ぐために気をつけたいNG習慣をご紹介します。

  • 代表取締役 横尾一浩
  • ●この記事を書いた人●

    グリーンハウス株式会社

    代表取締役 横尾一浩

    15年以上に亘り、医師や専門家の方々と意見を交わしながら「臭い」を研究し、数多くの臭い対策サプリをつくってきました。その経験の中で得た「体臭」や「加齢臭」に関する幅広い知識を、読者の皆さんのために余すことなくお伝えいたします。


    執筆論文
    シャンピニオンエキス含有食品の摂取が健常者の口臭(呼気臭)に及ぼす影響

  1. 目次

    1. 加齢臭のセルフチェック方法
    2. 脱いだ衣類をチェックする
    3. 枕をチェックする
    4. 頭皮を指でこすってチェックする
    5. 耳の後ろの臭いをチェックする
    6. 加齢臭を感じたら原因に応じた対策を
    7. 加齢臭が強くなるNG習慣チェックリスト
    8. 加齢臭セルフチェックまとめ

加齢臭のセルフチェック方法

鼻は同じ臭いを嗅ぎつづけると次第に慣れてしまうため、加齢臭を発している本人は気づきにくくなります。

そこで、加齢臭を自分で確かめるためのセルフチェック方法をいくつかご紹介します。どれも自宅でできる簡単なものなので、ぜひ試してみてください。

1.脱いだ衣類をチェックする

脱いだ衣類をチェックする

一日身に付けた衣類には体臭が染み込んでいます。

着用後の衣類を未使用のポリ袋に入れて一度しっかり口を閉じます。1~2分経過後、何度か深呼吸をして一度鼻の中をリセットしてから脱いだ衣類の臭いを嗅いでみましょう。この時の臭いが、周囲の人が普段感じている自分の体臭です。

2.枕をチェックする

枕をチェックする

頭皮は人間の体の中でもっとも皮脂腺が多く汗腺も手足の次に多いため、加齢臭が発生しやすいです。洗いたての枕カバーに変えて、翌朝に枕の臭いを嗅いでみましょう。古本と古い脂が混ざったような臭いがしたら、加齢臭が発生し枕カバーに染みこんでいる証拠です。

3.頭皮を指でこすってチェックする

頭皮を指でこすってチェックする

直接頭皮の臭いをチェックするのも有効な手段です。まず、手を入念に洗います。このとき石けんやハンドソープの香料が付着すると臭いを感じづらくなるので流水のみで行うようにしてください。その後、頭皮を何度かマッサージをするようにこすった指の臭いを嗅いでみましょう。

4.耳の後ろの臭いをチェックする

頭皮を指でこすってチェックする

耳の後ろも皮脂腺の数が多く、加齢臭の主な発生箇所です。耳の後ろをガーゼなどで拭き取るか、または数分触れた後にその臭いを嗅いでみましょう。

加齢臭を感じたら原因に応じた対策を

セルフチェックを行い臭いが発生していることが分かったら、加齢臭の改善を目指しましょう。

加齢臭の原因に応じた対策を行うことが重要となりますので、以下のページもぜひ参考にしてください。

女性の加齢臭対策!原因は?どんな臭い?何歳から?分かりやすく解説  詳しく読む>>

男の加齢臭を改善する方法を解説。おじさん臭いなんてもう言わせない! 詳しく読む>>

加齢臭が強くなるNG習慣チェックリスト

加齢臭が強くなるNG習慣チェックリスト

加齢臭と生活習慣は深く関係しています。下記に項目にいくつか該当するか確認しましょう。該当する項目が多いほど、強い加齢臭が発生している可能性があります。

  • 1.お肉や揚げ物をよく食べる
  • 2.運動する習慣がない
  • 3.お酒を飲むことが多い
  • 4.便秘がちだ
  • 5.入浴はシャワーで済ませる
  • 6.いつもストレスを感じている
  • 7.肥満気味である
  • 8.つい洗濯物をためてしまう

1.お肉や揚げ物をよく食べる

肉類、バターなど動物性の脂肪をたくさん摂取すると皮脂の分泌量が増加し加齢臭の原因になります。抗酸化力のある野菜や海藻、大豆を原料にした食品などバランスよく摂取するように心がけましょう。

2.運動する習慣がない

運動の習慣がない人は汗をかく機能が低下していて、ベタついた汗をかく傾向にあります。ベタついた汗は雑菌が増殖しやすく加齢臭の原因になります。週2~3回の適度な運動を行って定期的に汗をかくようにしましょう。

3.お酒を飲むことが多い

アルコールを摂取すると、肝臓でアセトアルデヒドに分解されます。その際に活性酸素が発生し、加齢臭のもとになるノネナールの生成を促します。お酒を飲む量や頻度をコントロールしましょう。

4.便秘がちだ

腸内のバランスが乱れて悪玉菌が優位になると便秘の原因になります。長時間体内に停滞した便から発生した臭い物質は血流に溶け込み、全身を巡って汗や皮膚から体臭として外にでます。腸内の善玉菌を増やすヨーグルトなどを摂るようにしましょう。

5.入浴はシャワーで済ませる

シャワーだけで済ませると徐々に汗腺の働きが弱まり、臭いのもとになるドロドロ汗がでやすくなります。日常的にお風呂に浸かることにより代謝をあげ、体全体の汗腺を鍛えましょう。

6.いつもストレスを感じている

ストレスを感じると体内の活性酸素が増加し、皮脂を酸化させ加齢臭の原因になります。こまめなストレッチや深呼吸、適度な休息など意識的にストレスを解消するよう心がけましょう。

7.肥満気味である

太っていると皮脂の分泌量が増えて汗をかきやすくなります。汗をかいたらこまめにふきとったりシャワーを浴びたりしましょう。

8.つい洗濯物をためてしまう

皮脂が付いた衣類を放置すると繊維の奥深くまで臭いが染み込み、周囲に臭いを発するもとになります。一日着た衣類は帰宅後すぐに洗濯をするか、放置する場合も浸け置きをしておくなどの対策が有効です。

加齢臭セルフチェックまとめ

加齢臭のセルフチェック方法と、気を付けたいNG習慣をご紹介しました。自分から不快な臭いがしているかもしれないと思ったら不安ですよね。

加齢臭は年齢を重ねれば誰にでも起こる体の変化です。自分の臭いをチェックして加齢臭が発生していることがわかったら、生活習慣の見直しを心がけて改善を目指しましょう。

体内で生まれる臭いの原因に対策して、加齢臭を抑える方法とは? >>詳しく見る

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